わたしについて
わたしは二人いるらしい。
黒のわたしと白のわたし、
わたしはそう名付けています。
黒のわたしは私の事が大嫌いで、常に死にたがって、自分が生まれてきたことに疑問を持っていて、あまりにもコンプレックスだらけで、自分に関わってきてくれた人が訳分からなくて、感謝してもしきれず、人から受けた愛をどうしていいのか分からずに、死ねないストレスに苛まれているわたし。
白のわたしは自分が少し好きで、人より一つのことだけど秀でているところを知っていて、プライドが高くて、生まれたからには生きてやるとブルーハーツの詩のような考えを持っていて、自分の死を綺麗に終わらせるために生きている。反社会的で、自分を好いて、自分を死なせないようにしている人が嫌いで、ああ、ああ、
私はとてつもなくめんどくさい人間なんです。
本当に自分でも嫌気がさすくらいにめんどくさい。
私の死にたがりはいつから生まれたんだろう。