視線

視線を感じる。

 

絶対そんなことはないのだけど、

 

夜の住宅街、民家のカーテンの隙間の暗闇、

新宿の屋上、風呂場のすりガラス、

民家、民家、民家、

 

そこをじっと見つめても誰もいない

 

わたしは見られていた記憶の証拠として立ち止まって、民家の絵をかきます。

 

その間は後ろの民家のカーテンの隙間からの視線をかんじて、

 

振り向いても誰も見てなくて、誰もいなくて、

 

たまに聞こえる赤ちゃんの泣き声、

 

カーテンが乱暴に閉じられる音、

 

やっぱ人間が一番怖いよね  て

 

自分で思って納得させて、気概をくわえさせないためにまたその絵を描きます。脅しとして、威嚇として絵を描くよ。

 

たのしいね